映画、あさがおと加瀬さん。見てきました。
山田と加瀬さんが動いてて非常に尊かったです。見に行ってください。見ろ。
とはいえ、正直不満点もありました。
以下、映画と原作のネタバレを交えた感想です。
私は原作を全部読んだ後に映画を見に行ったので、ちょっと原作厨気味になっているかもしれません。
まず、いいところからです。
山田と加瀬さんが劇場で動きながら百合百合する。これだけで見に行く価値があります。2人とも可愛いです。
常に明るく、ふわふわした2人のじゃれあいは、もう、なんか、すごくいいです。漫画から飛び出してきた2人のイチャイチャをスクリーンで見るのは罪悪感すら感じちゃいます。
いやぁ、良かった。
次に悪いところです。
『あさがおと加瀬さん。』(大嘘)で、実際は2巻の『おべんとうと加瀬さん。』から、3巻『ショートケーキと加瀬さん。』でした。
なんで1巻をほぼカットで作中にダイジェスト程度に混ぜる演出にしてしまったんでしょうか。コレが一番残念です。ひょっとして私の知らない間に1巻は別にアニメ化していたのでしょうか。
本編も2巻と3巻を継ぎ接ぎした内容で、全体的に駆け足気味だったと思います。ここカットしちゃうか~、となったシーンが多くありました。なぜドロップ口移しのシーンをただのキスで済ませてしまうのか。
映画の尺の中で、いかにキリの良いところまで収めるか。という難しさはあると思いますが、できればもっと原作に沿って進めても良かったのではないかと思います。というか原作読んでない人ってこれでわかるんですかね?
もちろん、この意見は原作を読んだから出るのであって、原作を読んでないならこれはこれで……?とは思いますが、正直原作を読んでからだと物足りなかったです。
あとはまあ三河っちってこんなキャラだっけ……ってなりました。
あと、全体的に演出過多気味だったように思えます。音合わせやBGMがちょっと露骨すぎて気になりました。他にも、序盤が特になのですが、セリフとセリフに結構な間があり、どこのセリフと繋がってるんだよといいたくなるようなシーンもあったのが気になりました。
さて、悪いところだけ具体的に書きすぎた気がしますが、良いところは良いとしか言えず、言語化が難しいんですよね。2人のふわふわぽわぽわした最高の百合を私が言語化したところで伝わらないと思うので。
ぜひ映画館で見てください。見ろ。(奴隷は二度刺す)